シャルル・ド・ゴール空港からパリへ行きたいけど、RER B線ってやっぱり危ないのかな?口コミ見てると治安が心配…
あんまり評判良くないですよね‥。2024年に実際にRER B線に乗ってきましたので、初めてのパリで乗った感想をお伝えします!
初めてパリに行くとき「空港から市内への移動手段、どうしよう?」って迷いますよね。
私もその1人でした。そして調べていく中で登場するのがRER B線…!
移動コストは安いし、時間も早い。だけどネットで口コミを見てみると、
「治安が悪い」「スリが多い」「やめておけ」なんて言葉がちらほら…。
「本当にそんなに危ないの?」「避けたほうがいいの?」
今回は実際にRER B線に乗ってみたリアルな体験と、治安や注意点を徹底解説します!
「RER B線は実際どうなの?」「何に気を付けるべきなの?」とお悩みのに向けた内容なので、ぜひ読み進めてくださいね!
目次
結論|時間帯と注意点さえ守ればRER B線は大丈夫!
結論、RER B線は時間帯と安全対策次第で初めての方でも十分に利用可能です!
初フランスで空港へ向かうためにパリからシャルルドゴール空港への移動手段に使いました!
わたしは13時頃に乗車しましたが、聞いていたほど治安が悪いわけでもなく、スリや危険な目に遭うことなく、全く問題ありませんでした!
さらに係員の方も乗車していて、スリや迷惑行為などのトラブルもむしろ起きづらそうと感じました。
やっぱりRER B線のコスパの良さと移動時間の短さは、他の手段と比べても圧倒的でした!!
具体的な情報と安全対策について詳しく解説していきますので、不安を解消しながら安心して使ってください!
RER B線に実際に乗った感想
先にお伝えしておくと、わたしはパリ市内のホテルからシャルル・ド・ゴール空港へ向かうために、
以下に気を付けたことで問題なく乗車できました!
到着時はビビってタクシーでパリへ移動したのですが、滞在中に電車を使う内に、思ったより治安が悪くないぞ?と感じ、帰りはRER B線を使いました!
平日の13時頃にでっかいスーツケースと大きいスポーツバッグを持って、RER B線に乗り込みました。
実際に乗ってみた感想は、
車内がすごく汚いわけでもなく、治安が悪そうな人がいるわけでもなく、普通の電車でした。
空港へ行くということもあり、同じようにスーツケースを持った乗客がたくさんいたので、むしろ安心感がありました!
途中まではサラリーマンの方々や現地の方も多く乗っており、空港に向かうにつれ徐々に旅行客だけ残っていく…というような様子でした!
途中で席にも座れたので、本当に快適に移動できました!
コントロール(検札)が頻繁に行われているのでむしろ安全?
これも実際にわたしが体験したことなのですが、
RER B線ではコントロール(contrôle)といわれる、いわゆる検札が頻繁に行われます!
電車内で係員が、乗客に不正乗車をしていないか確認するために「切符を見せてください」とまわっているのです!
実際に私も係員に「切符を見せてください」と声をかけられました!
RER B線ではこのように頻繁に検札があるため、係員が乗車していることも多く、
治安を気にする方にも意外と安心な交通手段かもしれません!
ちなみに、不正乗車(フランスではフロードといいます)している場合は、
その場で罰金を支払わなければならなく、わたしの目の前の乗客も罰金を支払っていました…!
フランスの電車の料金は日本とかなり違い、エリアごとで料金が一律になっているんです。
そのため安いエリアの切符を買って入場して、空港などの遠いエリアへ抜ける不正乗車が多いんだとか!
ここも詳しく解説していきますね~!
コントロール(検札)が頻繁にある理由
コントロール(検札)が頻繁にある理由は、パリではエリアごとに切符料金が一律になっていることが背景にあります。
1番安い切符を買って電車に乗り込み、出るときは後ろの人に続いて出ることができちゃうんです。
空港へ行くには1番安い切符ではダメなのですが、この手口を使うことが多いみたいです。
日本と比べると改札も結構ゆるい印象でした…
そのためパリの公共交通機関では、不正乗車は 「fraude (フロード)」 と呼ばれ、違反行為として厳しく取り締まられています。
不正乗車の方法としてよく語られる例は以下ですが、絶対に行うべきではありません。
- チケット改札の後ろに続いて通過する「すり抜け行為」
- 古い紙のチケットを再利用する
- チケットを持っていないまま車内に乗る
わたしも乗車中に実際に不正乗車していた人がいたので、頻繁にコントロール(検札)で取り締まっていると思われます!
またコントロール(検札)は不正乗車を防ぐだけでなく、車内の安全性を高める効果も期待できます。
係員が乗車しているとやっぱり心強いです!!!
- 制服姿の検札員が巡回:列車内で公式のスタッフを見るだけで、治安面での心配が軽減されます。
- 目に見える取り締まり:検札が行われていることで、不審者や迷惑行為を抑止する効果も。
罰則
ちなみに…不正乗車が見つかると、その場で罰金が科せられます。
チケットの有無に関係なく、「コントロール」と呼ばれる検査官が定期的にチェックしているので、
声をかけられたときは、速やかに切符を提示してください。
不正乗車がばれた方は結構反論しているようでしたが、しっかり払わされていました。
RER B線は治安が悪いと言われる理由3つ
改めて、ネットで「RER B線は危険・治安が悪い」と言われる理由は主に以下の3つです。
- 時間帯によるリスク
- スリが多い
- 治安が悪いエリアを通る
調べれば調べるほど、不安になりますよね…!
時間帯によるリスク
早朝や深夜は駅が閑散としており、不審者に遭遇するリスクが高まります。
人が多い昼間の時間帯を選ぶことで安全対策を行いましょう~!
治安が悪いエリアを通る
シャルル・ド・ゴール空港から北駅までは、移民が多いエリアを通過します。
RER B線では、快速(Express)と各駅停車(Omnibus)がありますので、各駅停車ではなく、できるだけ快速を選びましょう!
また、乗車の時間帯を選んでなるべくリスクを減らしましょう◎
そんなにドカドカと乗ってくるわけでもないので知識としてあるだけで大丈夫でした…!
スリが多い
混雑する駅や車内では、観光客がスリのターゲットになりやすい傾向にあります。
特に北駅(Gare du Nord)やシャトレ・レ・アル付近ではスリ被害の報告が多く見られます。
扉付近に立たず、荷物をしっかり持って対策しましょう!
できれば乗車中は座っておくとより安心です◎
フランスは電車内に限らずスリには常に気を付けましょう…!
RER B線を安全に利用するコツ
RER B線はコスパ抜群の移動手段ですが、注意点を押さえることで快適さと安心感をぐっと高めることができます!
初めて利用する方でも安心できるよう、具体的なコツを詳しくお伝えします。
わたしもめちゃくちゃ対策しましたが、実際乗車すると思ったより治安がいいのでご安心くださいね♪
人が多い時間帯を選ぶ
犯罪のリスクが低く、観光客が多い昼間に乗れば、心理的な安心感が大幅にアップします!
また家族連れなどのファミリー層も多く乗車するので、気負わずに乗車できますよ◎
- 午前10時~午後4時がベストな時間帯です。
- 夜間(午後10時以降)や早朝(午前6時前)は避けましょう!
荷物の持ち方を工夫する
荷物の持ち方を工夫することでスリのターゲットにならず、貴重品を失うリスクを大幅に軽減しましょう!
- リュックは前掛けにするか、密閉できるバッグを利用する。
- キャリーケースは体に密着させて離さない。
- 荷物を網棚に置かない。
車両内での行動
隙を見せないようにして、犯罪者のターゲットから外れるようにしましょう!
スリはパッと見て隙がある人を狙うので、意識しているだけでリスクがかなり減りますよ~!
- 荷物から目を離さず、スマホをいじりすぎない。
- グループで行動している場合は、常にお互いで確認する。
切符の準備
切符購入時に迷わず、時間のロスや詐欺被害を防ぐ役割があります。
- 切符は駅の自動券売機または公式アプリで購入し、スムーズに乗車できるよう準備。
- 偽チケット販売者には注意。駅構内で声をかけてくる人物から購入しない。
- チケットは必ず改札を通る際と降車時に携帯しておくこと。
駅や車内での防犯意識を高める
自分の安全を守り、周囲への警戒心を高めることで予期せぬトラブルを未然に防ぎましょう!
- エスカレーターや改札付近は通過時にバッグをしっかり持ちましょう!
- 混雑時にはポケットに手を入れてスリを防止しましょう。
- 車両は中央部を選び、扉付近は避けましょう。
扉近くではカバンを奪われてすぐ外に逃げられるリスクがあります。
RER B線の基本情報
RER(エール・ウー・エール)は、パリ市内と郊外を結ぶ高速鉄道網を指します。
RER B線は、観光客にとって特に重要な路線で、以下のような特徴があります。
- 北側区間:シャルル・ド・ゴール空港(CDG)からパリ市内の北駅(Gare du Nord)やシャトレ・レ・アル(Châtelet-Les Halles)にアクセス可能。
- 南側区間:パリ市内からオルリー空港や大学都市サクレー方面へ延びる。
- 主要駅:シャルル・ド・ゴール空港第1・第2ターミナル、北駅、シャトレ・レ・アルなど。
運行時間(シャルル・ド・ゴール空港 ⇔ パリ市内)
快速(Express)と各駅停車(Omnibus)が運行されています。
快速は主要駅だけに停車するため効率的ですし、スリ対策にもなるので快速がおすすめです!
- 運行時間:4:50~23:50
- 所要時間:片道約30~40分
- 運賃:片道11.45ユーロ(約1,800円)
快速と普通の見分け方
RER B線には、主要駅だけを停車する快速(Express)とすべての駅に停車する普通(All-stops)があります。
快速か普通かを見分けるポイントは以下の通りです。
運行頻度は?
通常、RER B線は10~20分おきに運行されています。
ただし、快速と普通の運行間隔が完全に均等ではないため、次の電車が普通か快速かを確認して選ぶのがおすすめです!
時刻表の確認方法
時刻表の確認方法は以下の通りです!
\乗り換えも時刻表もこれで完璧/
メトロ路線図はこちらからもダウンロードできますので、ご利用ください♪
他の移動手段との比較
子連れや荷物が多い場合はタクシーやシャトルバスも検討しましょう!
- タクシー
- 定額55~62ユーロ(約8,800円~10,000円)。
- 荷物が多い場合や夜間利用におすすめ。
- シャトルバス(ロワシーバス)
- 片道16.6ユーロ(約2,500円)。
- 時間は約60分かかるものの、直通で移動可能。
ちなみにRER B線は1800円程度です…やっす~
コスパ重視ならRER B線、安心感や快適さを求めるならタクシーがおすすめ!
まとめ|RER B線は気をつければ快適に使える!
結論、RER B線はパリが初めての方でも注意すれば問題なく使える交通手段です。
再掲になりますが、RER B線に乗る際に気をつけるポイントは以下の通りです!
- 乗客が多く、治安が良い昼間の時間帯を選択
- 荷物を身体に引っ付け、目を離さないなど、基本的な対策を実施
- 扉付近を避け、車両の中央付近に座ったことでスリのリスクを回避
対策をすればRER B線はへっちゃらですよ♪
初めてのパリやフランスを少しでも安全に安心できるお役立ちができていれば幸いです♪
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