フランス旅行は危険?パリは治安が悪いって本当?
そんな疑問をお持ちの方に、安全&安心にフランス旅行ができるようにお答えします!
先に結論からお伝えしますと、フランスはパリ市内でも危険なエリアもありますし、スリや置き引きが日本と比べて多いので危険といわれています!
しかし、治安の悪い地区へ寄らないこと、スリや置き引き対策をすれば何の問題もありません!
今回はフランスの治安の悪い場所や、スリや置き引きなど注意すべきポイントをご紹介します!常に最新情報をチェックして、安全に旅行を楽しめるようにしましょう!
初めてのフランス旅行で抑えておくべき情報をお伝えしていきます!
目次
【最新】フランス・パリの治安情報
わたしが2024年に訪れた際は特に治安の悪さは感じませんでした!街並みも綺麗でした!
とはいっても日本と比べると治安の良さは劣りはしますが、昼間であればひとりで散策することももちろん大丈夫です!
ただし、観光スポットではスリや詐欺、置き引きなど特に観光客を狙った犯罪が多いのでスリ対策は必須です!
また、パリの中でも注意が必要な地区があります。以下に治安の良い地区と悪い地区をまとめます!
基本的に観光スポットが固まっているパリの中心部エリアの治安は悪くないのでご安心ください。しかし、夜間に人気のない場所でひとりで散策するのはオススメできません!
パリで治安のいい地区:1~9区はパリの中心部で観光スポットも多く安全!
- 【8区】シャンゼリゼ通り (Avenue des Champs-Élysées)
- 超有名な観光スポットですよね!常に警察のパトロールが行われており安心です。高級ショッピングやカフェが立ち並び観光客にも人気のエリアです!凱旋門まわりは非常に混み合いますのでスリに気を付けてくださいね。
- 【4区】マレ地区 (Le Marais)
- 歴史的な建物やおしゃれなカフェが多く、安全な雰囲気のエリアです。夜遅くまで観光客や地元の人々で賑わっています!夜カフェなども安心して楽しめます!
- 【6区】サン・ジェルマン・デ・プレ地区 (Saint-Germain-des-Prés)
- 高級ブティックやカフェが多い地区で落ち着いた雰囲気があります。治安も良好で観光にも最適です!日本の表参道に近いイメージです♪
- 【1・9区】ルーブル・オペラ地区 (Louvre-Opera)
- ルーブル美術館やオペラ座があるエリアで観光客に人気があります。初めてフランスに滞在される場合はこの地区のホテルを選ぶと治安面での心配はいりません。警察のパトロールも多く、安心して散策できます。
パリで治安の悪い地区:20区・19区・18区は避けましょう
- 【18区】バルベス・ロシュシュアール (Barbès-Rochechouart)
- 移民が多く住むエリアです。昼間もですが夜間は特に注意が必要です。スリや詐欺、薬物関連の犯罪が報告されています。
- 【18区】ポルト・ド・ラ・シャペル (Porte de la Chapelle)
- ホームレスや移民のキャンプが多く、不法滞在者も多いエリアです。夜間の外出は避けたほうが良いでしょう。
- 【19区】ポルト・ド・ラ・ヴィレット ((Porte de la Villette)
- こちらもホームレスや移民のキャンプが多く存在し治安が悪化しています。
- 【20区】ベルヴィル (Belleville)
- 最近はアーティストが多く移り住んでいますが、ベルヴィルは移民が多く多文化が融合するカオスなエリアです。夜間にはスリや詐欺、軽犯罪が発生しやすい場所です。一部の通りは特に注意が必要です。
パリ以外の地方都市の治安は?
フランス・パリ以外の地方都市の治安についても簡単にご紹介します!
リヨン (Lyon)
リヨンはフランスで3番目に大きな都市で、歴史的な建造物や美食の街としてとても有名です。
全体的に治安は良好ですが、特定のエリアでは注意が必要です。
- 治安の良いエリア:
- 旧市街 (Vieux Lyon): 観光地で警察のパトロールも頻繁に行われており、安全です。
- プレフェクチャー地区 (Prefecture): 高級住宅地が多く、治安が良好です。
- 注意が必要なエリア:
- ギヨティエール地区 (Guillotière): スリや軽犯罪が報告されているエリアです。特に夜間は注意が必要です。
マルセイユ (Marseille)
マルセイユはフランス南部の港町で、美しい海岸線と多文化が魅力です。
しかし治安が問題となるエリアもあります。
- 治安の良いエリア:
- 旧港 (Vieux Port): 観光地であり、警察のパトロールが行われているため比較的安全です。
- カランク (Calanques): 美しい自然公園で、治安は良好です。
- 注意が必要なエリア:
- ノアイユ地区 (Noailles): スリや詐欺が発生しやすいエリアです。夜間は特に注意が必要です。
- ラ・ベル・ド・メイ (La Belle de Mai): 犯罪率が高いエリアで、特に夜間は避けるべきです。
ニース (Nice)
ニースはコート・ダジュール地方の観光都市で、美しいビーチと温暖な気候が魅力です。
治安は比較的良好ですが観光客を狙った犯罪もあります。
- 治安の良いエリア:
- プロムナード・デ・ザングレ (Promenade des Anglais): 観光客に人気のエリアで、警察のパトロールも頻繁です。
- ニース旧市街 (Vieux Nice): 多くの観光客が訪れるエリアで、治安は良好です。
- 注意が必要なエリア:
- トラムの一部エリア: スリが発生しやすいので、特に混雑時には注意が必要です。
フランス・パリ旅行で多いトラブルについて
エッフェル塔やルーヴル美術館、凱旋門などの人気の観光スポットではスリや詐欺に注意が必要です!
特にエッフェル塔周辺では、友人を装ったグルでの詐欺グループや子供が詐偽を働くことも!
貴重品はしっかり肌身離さず管理し、現金は必要最低限だけ持ち歩くようにしましょう!間違ってもズボンのポケットにスマホや財布を入れないでくださいね!
特にアジア人はお金持ちの認識があるみたいで、ターゲットにされやすいので要注意!
スリ
スリが多く発生している場所は、観光客スポットや地下鉄車内・駅の構内です。
フランスでは子供でもスリを行なっていますので要注意です。
スリに遭わないためにもリュックサックや開けやすい鞄などは使用せずに、シークレットポーチやファスナーにはカラビナをつけてロックするなどの対策を行いましょう!
スマートフォンにはストラップをつけるなど、なるべく身体から離れないようにするとオススメです!
置き引き
置き引きもフランス・パリでは多く発生している軽犯罪のひとつです。
日本だと全く問題ないのですが、フランス・パリでは油断してしまうとあっという間に荷物や貴重品を持っていかれてしまいます!
しかも置き引きは海外旅行保険の適用外なので、本当に気をつけてください!!
押し売り
こちらも日本ではあまり見かけませんが、フランスではいきなり商品を売りつけてきて金銭を要求するという荒っぽい押し売りをしてくることがあります!
ミサンガの押し売りが多く、ほかにも花をポケットに挿してくるなどのパターンがあります。
話しかけられたときに応じてしまったらカモにされてしまうので、知らない人に話しかけられても無視してその場を離れるようにしてください。
署名詐欺
観光客が多い場所では、アンケートを装った署名詐欺が多く見られます。
署名詐欺は10代〜20代の若い女性がグループで行動していることが多く、学生のような子も見受けられます。手口としてはいきなりアンケートボードを持った女性が近づいてきて、ペンを渡してきて署名してほしいと話しかけられます。
しかし、署名をした瞬間にしつこく寄付金を要求されます。
つまり現金をせびられるのです…!
また、署名している間にグルの子がスリを行う場合もある悪質な手口です!
アンケートボードを手に持った女性が集団が話しかけてきても無視してください!
緊急時の連絡先
万が一トラブルに遭ってしまった緊急時に備えて、連絡先を確認しておくことも重要です。
緊急連絡先は【 112 】です!(世界共通の緊急番号になっており、フランス語・英語が対応言語です)
海外旅行保険にも加入しておくと尚安心です♪
フランスでの緊急対応については、在フランス日本大使館の情報を参考にしてくださいね。在フランス日本国大使館の連絡先は以下になります。
まとめ|フランス旅行は気をつければ安全に過ごせる!
フランスは旅行先としてとても人気ですが、治安については注意が必要なエリアもあります。
観光地や治安の良いエリアに滞在し、事前に詐欺の手口を知っておくことでトラブルに遭わずにフランスの旅行を安全に楽しむことができます!
最新の治安情報を確認し、リスクを最小限に抑えることがとても大事です!
フランスの治安に関する最新情報は、外務省の安全対策情報で確認できます。
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