ヨーロッパってスリが多いって聞くけどやっぱり対策すべき?
ヨーロッパのスリはとんでもないです!スマホをとられた経験から対策方法をお伝えするので、絶対入念に対策してください!
この記事を最後まで読めば、「ヨーロッパのスリの手口」や、「スリ対策に便利なアイテムグッズ」など、「ヨーロッパのスリ対策」についてまるっとわかります!
「ヨーロッパの旅行ではスリにどう気をつければいいの?」とお困りの方に向けた内容なので、ぜひ読み進めてくださいね!
目次
ヨーロッパって本当にスリ多いの?
ヨーロッパ旅行に行くと、「スリが多い」という話をよく耳にしますよね。
実際、ヨーロッパの大都市ではスリ被害が多発しており、観光客は特に狙われやすいターゲットとなります。
実際のデータ
以下の表は、Tripadvisor上の口コミデータから集計されたスリ被害の多い観光スポットトップ10の表です。
順位 | 観光スポット | スリに関する口コミ件数 |
---|---|---|
1 | バルセロナ ランブラス通り | 3,271 |
2 | パリ エッフェル塔 | 2,569 |
3 | ローマ トレビの泉 | 2,206 |
4 | プラハ カレル橋 | 1,081 |
5 | パリ サクレ・クール寺院 | 914 |
6 | ローマ コロッセオ | 666 |
7 | プラハ 旧市街広場 | 646 |
8 | パリ ルーブル美術館 | 598 |
9 | パリ ノートルダム大聖堂 | 408 |
10 | バルセロナ サグラダ・ファミリア | 407 |
これらのデータからも分かるように、ヨーロッパの主要観光都市ではスリの被害が深刻です…!
旅行を計画する際は、事前にスリ対策を考えておくことが重要です!
圧倒的1位はスペインのバルセロナ、あとはフランスが目立ちますね…。
ヨーロッパでよくあるスリ・盗難の手口
ヨーロッパのスリは本当にプロフィールです!
ありとあらゆる手段を使って一瞬のうちにあなたの貴重品を盗っていきます…!
人混みの中でのスリ
スリが多く発生している場所は、観光客スポットや地下鉄車内・駅の構内です。
わたしがスリに遭ったのも駅構内でした…。
電車の乗降するタイミングを狙ったり、エレベーターの中でグルで犯行を行ったりと、ありとあらゆる手段でスリが発生しています。
スリは日本人の被害が最も多い犯罪です。
混みあって周囲への警戒が困難となる地下鉄などの公共機関や駅舎内、観光に夢中になって注意が散漫となる観光地、財布を出し入れする機会がある店舗などで多く発生しています。
特に地下鉄や人通りの多い屋外の観光地では、複数の人間が共同して犯行に及ぶこともあり、一人が話しかけてきたり、身体をぶつけてきたりするなどして注意をそらし、その間に共犯者が貴重品をすり取るケースが多くあります。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
荷物は絶対に手元から離さないようにし、乗車の際は出入口付近に立たないようにしましょう!
置き引き
「座席を確保するために、テーブルに何か自分のモノを置いておく」「荷物を置いたままトイレに行く」
日本ではよく見る光景ですよね。
スリと並んで多く生じているのが置き引きです。
レストランでの食事中、観光地での写真撮影中、ホテルでのチェックイン手続中、空港・駅でのチケット購入中やチェックイン手続中、空港や美術館などでの保安検査場での手荷物検査時、店舗や市場などでの買い物中に地面に置いた荷物や手を離した携帯電話を持ち去られるケースです。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
しかも置き引きは海外旅行保険の適用外なので、本当に気をつけてください!!
押し売り
こちらも日本ではあまり見かけませんが、「いきなり商品を売りつけてきて金銭を要求する」という荒っぽい押し売りをしてくることも!
ミサンガの押し売りが多く、ほかにも花をポケットに挿してくるなどのパターンがあります。
話しかけられたときに応じてしまったら、カモにされてしまうので要注意です!
コインばらまき泥棒
コインばらまき泥棒とは、わざと大量のコイン落として、「拾うのを手伝ってくれないか?」と声をかけてきます。
そしてコイン拾っている間にグループ仲間など財布やスマホを盗んでいきます。
特にこれは日本人要注意です!親切心が仇となってしまうかもしれません…!
署名詐欺
観光客が多い場所では、アンケートを装った署名詐欺が多く見られます。
署名詐欺は10代〜20代の女性がグループで行動していることが多く、学生のような子もいます。
いきなりアンケートボードを持って近づいてきて、「署名してほしい」と話しかけられます。
しかし、署名をした瞬間にしつこく寄付金を要求されます。
また、署名している間にグルの子がスリを行う場合もある悪質な手口です。
スリに狙われやすい人の特徴
スリ被害に遭いやすいのは、特定の行動や外見的特徴を持った人です。
ここでは、スリに狙われやすい人の特徴を紹介します。
観光客丸出しの服装・行動をしている
カメラを首から下げている、地図を持っている、観光地ガイドを手にしているなど、観光客と一目でわかる行動は、スリにとって格好のターゲットです。
日本人は最新のiPhoneを持っていると思われているようで狙われやすいようです!
不注意で周囲を気にしていない
スリは、周りに注意を払っていない人を狙います!
スマートフォンを見ながら歩いていたり、バッグを背中に無防備に背負っていたりすると、スリにとって格好のターゲットになります。
高価なアクセサリーやブランド品を持っている
高価なジュエリーやブランドバッグ、時計を身につけている人は、スリにとって目立ちやすい存在です。
せっかくの旅行でおしゃれをしたいところですが、シンプルで目立たない装いを心がけましょう。
お金やカードを一箇所にまとめている
財布やカードを1つの場所にまとめていると、スリに遭った際に全てが盗まれるリスクが高まります。
バッグやポケットに複数の貴重品を入れてしまうと、スリにとっては格好の標的となります。
財布に何が入っているかを確認するために、支払い場面を見ているスリもいるんだとか…!
友達や家族との会話に夢中になっている
複数人で旅行していると、会話に夢中になりがちですよね。
そんな時、周囲の警戒を怠っていると、スリにとっては狙いやすくなります。
特に観光名所での写真撮影や、食事中に会話に夢中になっている時は危険ですのでご注意ください!
実践すべきスリ対策
クレジットカードは最低2枚持っていく
盗難や紛失を防ぐために、クレジットカードを複数枚持っていき、分散して保管しましょう!
ヨ万が一の盗難や紛失に備えて、クレジットカードは最低2枚持参することをおすすめします。
1枚をメインとして使い、もう1枚は別の場所に保管することで、万一のトラブルに対応しやすくなります。
セキュリティポーチを使う
カード情報を守るスキミング防止機能(カード情報を不正に読み取る犯罪)がついたポーチは、ヨーロッパ旅行に必須です!
セキュリティポーチの最大の利点は、貴重品を体に密着させて持ち歩けることです。
ポーチを洋服の下につけることで、外からは見えにくくなり、スリに狙われにくくなります!
カラビナを活用する
特に旅行中は、貴重品を体から離さないことが何より重要です!
カラビナをバッグのファスナー部分やベルトループに取り付けることで、簡単に盗まれたり、置き忘れたりするリスクを減らせます!
混雑した観光地や地下鉄ではバッグが盗まれやすいため、カラビナを使えば、盗難対策として非常に効果的です!
現地の方も結構リュックを前で持ってる方がいました!
スマホにストラップをつける
普段スマホにストラップをつけない方も、旅行中はストラップをつけることがオススメ!
スマホをストラップで手首や首にかけておくことで、盗まれるリスクがとっても低くなります。
写真を撮ったり地図を確認したりする際も、身体と密着していることでスリから狙われづらいので安心です◎
わたしは一瞬ストラップから外してしまったのですが、その瞬間スリに持っていかれてしまいました。5秒くらいの出来事でした・・・
お財布は100均のポーチに移し替える
シンプルで目立たないポーチを使用し、現金は分けて持つようにしましょう!
万が一に備えて海外旅行保険をつける
スリ被害に遭った場合のリスクをカバーするため、海外旅行保険に加入するのは非常に重要です!
わたしもスマホの補償金額として9万7000円受け取ることができました!
スリに遭った際の品物の補償にあたる「携行品損害保険」と、それに伴うケガをした際の治療費が適用される「医療費補償」がついていることが大事です◎
- 携行品損害:財布やカバンが盗まれた際の補償。
- 医療費補償:スリに遭った際にケガをした場合の治療費をカバー。
実際にわたしも持って行った「エポスカードの海外旅行保険」がオススメです◎
まとめ|ヨーロッパ旅行中はスリに万全の警戒を
ヨーロッパ旅行ではスリ対策が必須です!
再掲になりますが、今回のまとめをご紹介します。
貴重品は分散させて、身体と密着させて持ち歩くようにしましょう!
- クレジットカードは最低2枚持っていく
- セキュリティポーチを使う
- カラビナを活用する
- スマホにストラップをつける
- お財布は100均のポーチに移し替える
ご紹介した対策をしっかり実行すれば、安心して旅行を楽しむことができますよ◎
特に、スキミング防止ポーチや貴重品を分散せてもつことで安全度をより高めましょう!
安心で安全なヨーロッパ旅行になりますように!
コメント